ペンキは塗装皮膜が極端に薄いので、塗り替え方次第で随分と耐用年数が違ってきます。かといって一度に厚みをつけて塗っても良くないので、薄く回数を重ねて塗ることが肝心です。
しかしペンキを塗り替えて1年程度で錆が出るのは施工不良です。ペンキは下地処理が命です。発錆部をしっかりケレン掛け、あるいはディスクサンダーなどで研磨除去してから錆止め塗料を塗ることが肝心です。
おすすめは、錆び止め塗料塗りの前に発錆部に浸透型錆止めプライマーを塗布することです。これを用いるだけでペンキは長持ちします。
■ペンキのお勧め作業手順 錆除去→浸透型プライマー塗り→錆止め塗料塗り→中塗り→上塗り
当社はこの工程を標準仕様としていますので5年は錆が出ません。
マンションのベランダには長尺シートが張られていることが多いですが、タイル張りに比べて施工費が安い上に意匠性が高いことが理由のひとつです。また、とくにベランダ防水のリフォームの場合は、工期短縮できることがもっとも重要になりますから、長尺シート張り仕上げが最適と思われます。
一方意匠性が高いことで知られているタイル張りですが、工期短縮の面では長尺シートに適いません。また、タイルは張った直後に歩行することができませんが、長尺シートなら張った直後から歩行することができます。階段や共用廊下などの防水改修工事の場合は、コスト面だけでなく歩行条件も考慮して工法を選択する必要があります。
どの防水工法が最適なのかは建物によって異なります。シート防水もFRP防水も防水層の立上り部をアルミアングルなどの金物で押さえ、シーリング材を充填して納める必要があります。
ベランダの場合はスペースがあまりないので、押さえ金物が邪魔になったり、圧迫感を感じることがありますが、サイディング張りの建物であれば押さえ金物は必要ありません(土台水切りが押さえ金物の役割を果たす)のでスッキリした納まりになります。
シート防水の場合は防水端末部が壁の中に埋まってしまっているので張り替えることができませんので、ベランダにはFRP防水をお勧めします。