■建物を長持ちさせる方法
建物を長い期間、そして快適に保つことは狭い国土と乏しい資源しか持ち合わせない私たち日本人の使命といっても過言ではありません。建物を長持ちさせる秘訣は、建物を人間と同じように『生命体』として扱うことです。
頑丈そうにできている建物も長い年月のうちには確実に老朽化し、美しさを失っていきます。そんな現実を冷静に捉え、的確に対処していくことが大切になってきます。そのためには、まず『長期修繕計画』を立てることです。そして、早め早めに『早期劣化診断』を行い、もし要改修個所が発見されたら、直ちに『早期改修』に取りかかる。それが建物を長持ちさせる3大原則です。
■長期修繕計画の立案
■早期診断の必要性
■早期改修のすすめ
屋上や外壁の防水機能が完全に喪失してからの改修は、躯体補修や下地補修、そして廃棄物の処理に思わぬ費用や時間がが取られます。また、既存防水層を撤去するなど、大掛かりな工事にならざるを得ないことにもなります。
早期の改修は欠陥個所への集中かつ徹底的な治療が行え、劣化の拡張を最小限に抑えることができます。劣化の芽は、小さいうちに摘むにかぎります。